司葉子の夫は相澤英之、子供は3人いる？結婚生活50年の秘訣とは

東宝の看板女優として活躍し、「君死に給うことなかれ」や「秋日和」などの名作映画に出演してきた司葉子さん。1969年に当時大蔵官僚だった相澤英之さんと結婚し、芸能界と政界の垣根を越えた話題の夫婦となりました。

結婚から50年以上が経った今でも仲睦まじい二人ですが、馴れ初めから結婚生活、子供のことまで、あまり知られていない部分も多いのではないでしょうか。司葉子さんと相澤英之さんの結婚生活の裏側に迫ってみたいと思います。

司葉子、相沢英之との結婚馴れ初めは運命的な出会いだった

司葉子さんは、1969年に当時大蔵官僚だった相沢英之さんと結婚されました。司さんの出身地である鳥取県から、相沢さんが第34回衆議院議員総選挙に立候補した際には、婦人講演会や個人演説会まわりに参加して相沢さんの選挙戦を支えたそうです。

お二人の出会いは、まさに運命的だったのかもしれませんね。司さんにとって、相沢さんは特別な存在だったのでしょう。

政界の裏方として夫を支え続けた司葉子

結婚後、相沢さんは政界で活躍し、経済企画庁長官なども務めました。一方の司さんは、女優業と政界の裏方として相沢さんを支え続けたのです。

表舞台に立つ夫を陰で支える司さんの姿は、正に理想の妻像と言えるでしょう。司さんの献身的なサポートあってこその、相沢さんの政治家としての活躍だったのかもしれません。

司葉子と相沢英之、41年間の結婚生活で築いた絆

司さんと相沢さんは、結婚生活41年を迎えられました。2010年に放送された「徹子の部屋」では、お二人の仲睦まじい様子が伺えるエピソードが披露されています。

相沢さんは90歳を迎えてもマメなタイプで、何事も自分でこなすのだとか。電話魔の相沢さんと、電話嫌いの司さん。正反対とも言える二人ですが、お互いを思いやる気持ちで結ばれているのですね。

司葉子にとって相沢英之は最高のパートナー

司さんにとって、相沢さんは文字通り最高のパートナーだったのでしょう。公私ともに寄り添い、支え合ってきた二人。

ときには意見が合わないこともあったかもしれません。それでも、お互いを尊重し、思いやる気持ちを忘れなかったからこそ、二人の絆は40年以上も続いているのだと思います。司さんと相沢さんの夫婦愛は、まさに永遠のものなのかもしれませんね。

司葉子と相澤英之の家族構成

司葉子さんと相澤英之さんの間に子供がいるかどうかについては、公には明らかにされていません。ただ、相澤英之さんには前妻との間に3人の息子がいることが知られています。

相澤家の息子たち

相澤英之さんの長男は英孝さんで、一橋大学の名誉教授を務めています。次男の周さんは、キユーピー株式会社の取締役会長を務める実業家です。三男の宏光さんは医師で、2008年に歌手でタレントの相田翔子さんと結婚したことでも注目されました。

司葉子と義理の息子たち

司葉子さんにとって、相澤英之さんの3人の息子は義理の息子にあたります。司葉子さんと息子たちとの関係性については詳しく語られていませんが、息子たちの結婚式などには司葉子さんも出席していたようです。

義理とはいえ、息子たちの人生の節目に立ち会うなど、良好な関係を築いていたのではないでしょうか。特に三男の宏光さんが相田翔子さんと結婚した際には、司葉子さんも祝福のコメントを寄せていました。

一方で、司葉子さん自身に実子がいるかどうかは公表されていません。女優業と政治家の妻という多忙な生活を送ってきた司葉子さんにとって、子育ては難しかったのかもしれません。ただ、相澤英之さんの息子たちとの交流を通じて、家族の絆を感じていたのではないでしょうか。

司葉子と相澤英之の晩年

司葉子さんと相澤英之さんは、2019年に相澤英之さんが99歳で亡くなるまで、長年連れ添った夫婦でした。晩年の二人はどのような生活を送っていたのでしょうか。

変わらぬ絆

司葉子さんと相澤英之さんは、結婚生活50年以上を迎えても、変わらぬ愛情を示し合っていたと言われています。90歳を超えても現役で活動していた相澤英之さんを、司葉子さんは献身的に支えていました。

二人の仲睦まじい姿は、周囲の人々に深い感銘を与えていたようです。司葉子さんは、高齢になっても自立心の強かった相澤英之さんに対し、時に厳しく接することもあったと言います。それは、夫を思う妻の愛情の表れだったのかもしれません。

別れと喪失

2019年4月、相澤英之さんが99歳で亡くなりました。司葉子さんにとって、最愛の夫を失った悲しみは計り知れないものだったでしょう。さらに、その1ヶ月後には長男も他界するという悲しい出来事が重なりました。

司葉子さんは、夫の死後、深い喪失感に襲われたと告白しています。眠れない日々が続き、体調を崩して入院することもあったそうです。長年寄り添ってきた夫を失った寂しさは、想像を絶するものがあったのでしょう。

しかし、司葉子さんは「夫が残してくれた思い出を胸に、前を向いて生きていきたい」と語っています。悲しみを乗り越え、夫との思い出を糧に、前を向いて生きる司葉子さんの姿勢には、多くの人が勇気づけられるのではないでしょうか。